秋田に一人だけの
ラオスからの留学生がいます。
秋田高専で勉強をしています。
愛称はデッキー君。
彼は
2017年の
日本語スピーチコンテストで
「みなさんに
ラオスのことを知って欲しいです」
と話しかけました。
ラオスの首都はビェンチャン。
面積は、日本の本州と同じくらい。
人口は700万人。
秋田の約7倍とのことです。
気温は、1年中30℃・・・・。
雪が降った日に
デッキー君
ビデオ撮りをしていました。
メッセージに
「見る雪は
きれいだけれど
生活する雪はさびぃ〜」と。
寒さにびっくりしていました。
秋田高専の
ラオスからの留学生
デッキー君で5人目です。
彼の20歳の誕生日に
100万円をプレゼントしました。

4年前まで
【文楽】のことは
あまり詳しくありませんでした。
でも、
中学生たちの【文楽】に感動しました。
心が揺れました。
【文楽】は
物語の語り手の太夫・
三味線・人形遣いの
三業から成り立っているのだそうです。
物語の筋
役のセリフのすべてを
太夫が一人でこなしていきます。
三味線弾きは
低い音色がでる
太棹三味線で
情景を描き出す演奏をしています。
人形は
セリフを言わないかわり一体の人形を
三人で操る
三人遣いの形になっています。
主遣い(おもづかい)
左遣い・足遣いの
三人で人形を動かしていきます。
人形が
生きているように
動きや表情を変化させるのです。
左遣いと足遣いは
黒衣を着て操作するのだそうです。
中学生たちが
素晴らしい【文楽】を披露してくれました。
それ以来、
【文楽】が好きになりました。
地唄の三味線を
少し弾く私にとって
太棹三味線を弾く
中学生を興味持って観ています。
今年も秋田高専から
外国人による
日本語スピーチコンテストに参加。
3年生の留学生
ラオスのデッキー君
マレーシアの
アニスさんとアリフ君の
3人が出場しました。
5分間原稿を
見ないでスピーチをしました。
今年も
秋田高専の留学生の
いいスピーチをしましたね!
原稿を見ないで
発表するので
留学生の思いが伝わってきます!
毎年、素晴らしいスピーチです!
・・・毎年
留学生達の
頑張りのおかげで嬉しい感想をいただき
本当に教師冥利につきます。
秋田高専の
5年生の先輩たちも
応援に駆けつけてくれました。
4年生は
イベントが重なり
スピーチに参加することが
できませんでした。
そして
今年も母が
孫のように思っている
留学生たちの
応援に駆けつけてくれました。
留学生たちは
奨励賞をいただき
今年もがんばってくれました。
おめでとう!