2023年1月29日日曜日

勉学の冬

 

心の相談

カンセラーの仕事が

30年になりました。



頭でっかちに

ならないようにと

思っていますが

知識も大事と思っています。



一にも二にも

相手に寄り添うことを

心がけています。



認知心理学・発達心理学

学習心理学・社会心理学

パーソナリティ心理学・

生理心理学など...

基礎心理学を学びました。



さらに

臨床心理学・産業心理学

教育心理学・認知心理学

災害心理学・犯罪心理学

スポーツ心理学など...

応用心理学も学びました。



私にとって

難しい内容であったり

頭で理解しても

実践できそうもないものも…。



今、アドラー心理学を

追及しています。



幸せに生きるための心理学で

ウィーンの心理学者

アルフレッド・アドラーが

提唱した考え方です。



心と行動の問題を

解決に導き学問として

体系化し実践的な考えを

うちたてました。



心理学の発展に

ユングやフロイトとならぶ

三大巨頭として牽引しました。



「幸福とは何か」

「人はいかに生きていくのか」

という問いに対する

明確なイメージがあります。



アドラーは

人間個人の精神生活は

社会の在り方と

強く結びついています。



「自立すること」

「社会と調和して暮らすこと」

「私には能力があるという

 意識をもつこと」

「人々は自分の仲間である

 という意識を持つこと」...。



外に出にくい時季

「勉学の冬」です...。



2023年1月28日土曜日

慣れ・あたり前が怖い

 


今から45年前・1978年

ヘドニック・トレッドミルは

3人の心理学者によって

発見されました。



ヘドニック・トレッドミルは

「人は幸せに慣れる生き物」

いう性質のことです。



人間はお金を

たくさん稼いで

贅沢できるようになり

だんだんその状態が

普通・あたり前になって

次第に幸福感は薄れて

いくそうです。



ヘドニック・トレッドミル

現象を正しく理解し

上手に付き合っていくと

大金を稼いだり

たくさんのモノを

所有しなくても

幸福な人生を送れるように

なるそうです。



理解しないと

新たな幸福を求め続ける

快楽のランニングマシーン

状態になってしまうそうです。



脳の仕組みと

ヘドニック・トレッドミル

現象は関係していて

何か良いことがあると

脳から快楽物質の

ドーパミンがでます。



高価なモノを買っても

だんだん慣れて

満足できなくなるのは

脳の期待値がどんどん上がって

しまうから…。



逆に「不幸」にも

慣れてしまうそうです。



慣れ・あたり前が怖いです。



感謝して

楽しく生きたいものです。



10億円あったら...

 


秋田県の湯沢市で

年末ジャンボ宝くじ

10億円の当選者がでた

いうニュースがありました。


10億円...

なんと羨ましいことです。



10億円でなくても

「当たりたいなぁ」と思いました。



まずは、

くじを購入しなければ

ならないのですが…。



アメリカ・シカゴ

ノースウエスタン大学の

心理学者が

くじ当せん者22人に

インタビューする実験を

したそうです。



「宝くじにあたった人は、

 一時的には幸福を感じるが

 1年後には幸福感が

 元に戻ってしまう」ことが

実験で確認されたそうです。



はじめは「幸せ」と

感じていた贅沢に

慣れてしまい

喜びを感じなく

なってしまうのだそうです。



人間は

欲張りな生き物なので

はじめは「贅沢」と

思っていたことが

何度も繰り返しているうちに

慣れてしまうそうです。



一度贅沢をしてしまうと

元の生活水準に戻すことが

難しくなるそうです。



ほどほどが一番ですね。



10億円があったらと

想像するだけで楽しいです…。