2014年3月22日土曜日

『姥捨て山』と笑いヨガ

ラジオで
『姥捨て山』の話をしていました。


改めて
『姥捨て山』
そして、3つの課題を思い出しました。

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『姥捨て山』の内容は・・・
むかしむかし
ある国に
「親が60歳になったら
  山に捨てること」という
決まりがありました。

ある一人の
孝行息子が
年老いた母親を
山に捨てることができず
こっそり家の裏の
納屋に隠していました。

ある時
その国に隣の国から
三つの難題が出されました。


 一つ、七曲がりの竹に
       糸を通すことができるか。
 

  二つ、一本の棒の
     根元と先端を
     どのようにして
     知ることができるか。

  三つ、灰で縄をなうことができるか。

この三つの
無理難題の
課題を解けなければ
隣国に攻め込まれてしまうのです。

領主も家来も領民も
誰もわかりませんでした。

ただ一人
密かに隠れていた
年老いた母親だけが
答えることができました。

一つ目は、
蟻を捕まえてきて
糸をくくりつけ
七曲がりの竹の一方の端に
蜂蜜を塗りもう片方の穴から
蟻を入ると、どんなに
曲がりくねっていても
蟻はもう一方の穴へ出てくるので
糸は七曲り竹の穴を通ります。


二つ目は、
根元と先端の分からない棒は
タライに水を汲んで浮かし
少しでも沈んだ方が根元
浮いた方が先端なのです。

三つ目は、
ワラでしっかり縄をない
それを塩水につけ
よく乾かしてから燃やすと
形がくずれないので
灰で縄をなったように見えます。

隣国の使者は
「この国には
  すごい知恵者がいる」と
攻め込むことなく引き下がり
国は危難を逃れたのです。

このことから
年老いた親を
山に捨てる決まりは廃止されました。

孝行息子は
末長く年老いた母と孫たちと
幸せに暮らしたそうです。

めでたし、めでたし・・・。
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高齢者は誰もが
「ボケたくない」と思っています。

ボケないためにも、笑いましょう。

笑ってストレスを解消しましょう。

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