2018年7月4日水曜日

足るを知る者は富む


二千数百年前に
書かれた
『老子』の教えに
《足るを知る》
という言葉があります。

「身分相応に
 満足することを知る」の意味です。

『老子』は
私たちに
多くの気づき
生き方のヒントを与えてくれています。

老子は
満足することを
知っている人は
心豊かに生きることができる
…と言っています。

《足るを知る》は
人と調和の中で生きること  
そして、
【おたがいさま】の心で

生きることとも説いています。

相手のことも
自分のことも
大切にする心が必要だと思います。

また、

≪知足者富≫ という
「足るを知る者は富む」
の意味の四字熟語もあります。

今、 私たちは
物があふれ 豊か過ぎる
現代社会の中に生きています。


その中で

何が足りているか」
「何を持っているか」ではなく
<どのように使っていくか>
<どのように使い切っていくか>
…が大事だと思っています。

時には
自分に目を向け
【自分はこれまでに

  こんなに頑張った】...
自分のことを認め
ほめることも大切だと思っています。


他人のモノサシでなく
自分のモノサシで
自分に必要なもの
《自分にとっての
  足ることを知る》ことが
豊かに生きることのようです。

自分を大切にしたいものです。


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