2011年10月1日土曜日

重症心身障害児(者)を守る東北ブロック大会 その2

2011年の
第15回 重症心身障害児(者)を守る
東北ブロック大会・研修会のプログラムに
共に支え合い育む地域をめざして>とあります。

この言葉は 現代社会に
今もっとも求められている課題だと思います。



そして「守る会の三原則(基本理念)」
一つ 決して争ってはいけない。
争いの中に弱いものの生きる場はない。

一つ 親個人がいかなる主義主張があっても 
重症児運動にさんかする者は党派を越えること。

一つ 最も弱いものを一人も もれなく守る。

があります。

上記の3つは 
1981年の第18回の全国大会
社会福祉法人全国重症心身障害児(者)を守る会で
採択されたそうですが、
守る会だけでなく
あらゆる所で 
あらゆる組織で 必要な理念であり、
20年経た今日も 心に刻むべく理念と強く感じます。



東日本大震災で
大変な思いをされた方々の報告などもあり
あらためて「苦境の時のこその絆」の大事さを
思いました。

3.11.から6ヶ月のこの時期に関わらず
岩手 宮城 福島からも 各30人以上
山形 青森 からは 各40人以上
そして地元
秋田はからは50余名と総勢220人以上の参加があり
分科会・懇親会・・・も とても、熱い・熱い2日間でした。

「守る会」の大会での 司会のお手伝いは
多くの方と出会い
多くの情報をいただき
自分の生き方を振り返る 貴重な時となっています。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

重症心身障害児(者)を守る東北大会

稲刈りのニュースを見ていて
約1か月前 大潟村を訪れたことを思い返しています。

第15回 重症心身障害児(者)を守る
東北ブロック大会・研修会が  秋田県であり
ボランティアとして お手伝いをしたのです。

秋田県 重症心身障害児(者)を守る会の
会長Sさんとは 
秋田県・市のボランティア協議会で
数十年前 出会い
私は、国際交流関係のボランティアから
Sさんは、福祉関係のボランティアの代表として
協議会等で顔を合わせていました。

Sさんから
「今年、秋田県の当番で、司会・進行を
またお願いしたいのだけれど・・・」 
と 連絡があり、
私に できることであればと 喜んで引き受けました。

ちょうど6年前の秋田の大会の時も
同じように 司会・進行のお手伝いをしました・・・。

早いもので もう 6年 経ったのです。

前回は 秋田さとみ温泉。
今回は 大潟村の「ホテルサンルーラル」で。

Sさんをはじめ皆さん
重い課題を抱えておられるのですが
前向きで 明るいのです。

きっと、
つらく 大変な時を経て
自分にも、そして、まわりの人に対して
強く強く なられたのではないかと思います。



9月3日・4日の2日・東北6県から
220余名の皆さんが集まり
熱心な研修会が 繰り広げられました。

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