2020年9月11日金曜日

脳が元気になる掛け軸づくり


9月になると
思い出すことがあります。

母は、毎年9月
【表装(掛け軸)展】を
秋田市中通の

アトりオンで開催していました。

40年以上
表装・表具
掛けづくりの先生として
母は多くの人たちを指導してきました。

私も母の弟子の一人です。

20年前から
母から表装を学び
作品を出展するようになりました。

9月の
展覧会に向け
暑い中、毎年頑張ってきました。

ちょうど
秋田高専の
夏休みと同時に
創作に取り組みました。

暑い時期は
寒い時より
動きやすく
作業がしやすいのです。

その反面

糊の乾きが早いので
糊との闘いとなり
手際よく行なわなければなりません。

また暑いくて
クーラーをつけると
冷風で微妙に
紙が動きます。

寸・ミリ単位の
細かい工程が
多いので、とても神経を使います。

作品を
完成した時は何とも言えません。

創る喜びは
なにものにもかえられません。

今は
展覧会がなくなったので
時間に追われずに
ゆっくりと作品を
完成させることができます。

表装は
手先の仕事なので
ボケ防止・認知症対策に最適です。

「どのような
 表装にしようかな」と
考えるので脳を使います。

脳が、より元気になります。

コロナ禍
創作意欲が沸いています。

留学生も応援してくれました。

 
2011年
ベトナムのロン君

2012年
ラオスのプーイさん

2013年
カメルーンのウォルター君が

秋田に
遊びに来た時に
表装展に顔を出してくれました。

懐かしいです。



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