リスクマネージメント講義で
東京の早川総合法律事務所
早川修弁護士が
私も好きな詩人・宮澤章二さんの
「行為の意味」の詩を紹介されました。
「行為の意味」
―あなたの<こころ>はどんな形ですか
と ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも<こころ>は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか
確かに<こころ>はだれにも見えない
けれど<こころづかい>は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の<思い>は見えない
けれど<思いやり>はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為だから
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
<心>も<思い>も 初めて美しく生きる
―それは 人が人として生きることだ
東日本大震災3.11の後
ACジャパンの広告で
宮澤章二さんの詩が毎日のように
テレビ・ラジオで流れていました。
「こころ」はだれにも見えないけれど
「こころづかい」は見える
「思い」は見えないけれど
「思いやり」はだれにでも見える
宮澤章二さんの詩
「行為の意味」からメッセージです。
アルヴェ復興応援書道展より
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