今年も
M中学校の卒業式で
卒業証書授与後
記念合唱曲として
卒業生たちが
『群青』を歌いました。
生徒たちは中学校で歌う
最後の合唱です。
最近の中学校の卒業式で
蛍の光や仰げば尊しは
歌わないことを
亡き母に話した時
当時92歳(2年前)になる
母が「時代が変わったね」と
驚いていたことを想い出します。
いつ聴いても心に響く歌です。
作詞は福島県南相馬市立
小高中学校
平成24年度の卒業生です。
東日本大震災の
復興支援で
【笑いヨガ】を伝えに
4回ほど出かけた場所
南相馬市の小高地区の
中学生が作った
『群青』はより心に響きます。
『群青』
ああ あの街で生まれて
君と出会い
たくさんの思い抱いて
一緒に時を過ごしたね
今 旅立つ日
見える景色は違っても
遠い場所で 君も同じ空
きっと見上げてるはず
「またね」と手を振るけど
明日も会えるのかな
遠ざかる 君の笑顔
今でも忘れない
あの日見た夕日
あの日見た花火
いつでも君がいたね
あたりまえが 幸せと知った
自転車をこいで 君と行った海
鮮やかな記憶が
目を閉じれば 群青に染まる
あれから二年の日が
僕らの中を過ぎて
三月の風に吹かれ
君を今でも想う
響け この歌声
響け 遠くまでも
あの空の彼方へも
大切な すべてに届け
涙のあとにも 見上げた夜空に
希望が光ってるよ
僕らを待つ 群青の町で
きっとまた会おう
あの町で会おう
僕らの約束は
消えはしない 群青の絆
また 会おう 群青の町で…
3月7日(土)は
強風・時折雨が降る日でした。
悪天候の中
M中学校の卒業式に
参列しました。
15年前の
東日本大震災の年に
誕生した子ども達です。
コロナ・水害・熊に
翻弄された中学生活を
たくましく・明るく・
元気に頑張った子ども達。
私がコーチを務め
指導した最後の
女子卓球部の子ども達も
卒業を迎えました。
ステージ上で
校長先生から
卒業証書を受け取り
ステージを降り
来賓席の前で止まり
一礼をしていく流れに
なっています。
後援会長の立場で
前列の来賓席にいる
私と一礼後に
目があいにっこり…。
目と目
アイコンタクトで
エールを送りました。
彼女たちへの
思い入れは強く
一緒に練習をしたこと
試合でのアドバイス
応援したこと等などが
走馬灯のごとく思い出され
胸が熱くなりました。
涙腺がウルウルに…。
わが子が
卒業したような心境でした。
成長した子ども達を
見守ることができ
本当に嬉しかったです。
卒業おめでとう。
みんなと一緒に
過ごせたことに感謝です。
ありがとう。
卒業生の皆さん
これからも頑張れ~。
ヒアシンスが咲きだしました。
心にジーンと響く
「教室はまちがうところだ」
という大好きな詩があります。
秋田高専で
留学生たちに日本語を
教えていた時、この詩を
いつも思い出していました。
何でも話せる教室
楽しい教室をめざして
きました。
卒業のシーズンに
私の授業は
「どうだったかなぁ」と
自己反省していました…。
この詩は静岡県の
元小中学校教師
蒔田晋治さんが読んだ
詩です。
『教室はまちがうところだ』
まきた しんじ(蒔田晋治)
教室はまちがうところだ
みんなどしどし手を上げて
まちがった意見を
言おうじゃないか
まちがった答えを
言おうじゃないか
まちがうことを
おそれちゃいけない
まちがったものを
ワラっちゃいけない
まちがった意見を
まちがった答えを
ああじゃあないか
こうじゃあないかと
みんなで出しあい
言い合うなかで
ほんとのものを
見つけていくのだ
そうして
みんなで伸びていくのだ
いつも正しく
まちがいのない
答えをしなくちゃ
ならんと思って
そういうとこだと
思っているから
まちがうことが
こわくてこわくて
手も上げないで小さくなって
黙りこくって時間がすぎる
しかたがないから
先生だけが勝手にしやべって
生徒はうわのそら
それじゃあちっとも
伸びてはいけない
神様でさえまちがう世のなか
ましてこれから人間になろうと
している僕らがまちがったって
なにがおかしい
あたりまえじゃないか
うつむきうつむき
そうっと上げた手
はじめて上げた手
先生がさした
どきりと胸が大きく鳴って
どぎっどきっと体が燃えて
立ったとたんに忘れてしまった
なんだかぼそぼそ
しゃべったけれども
なにを言ったか
ちんぷんかんぷん
私はことりと座ってしまった
体がすうっと涼しくなって
ああ言やあよかった
こう言やあよかった
あとでいいこと
浮かんでくるのに
それでいいのだ
いくどもいくども
おんなじことを
くりかえすうちに
それから
だんだんどきりがやんで
言いたいことが
言えてくるのだ
はじめからうまいこと
言えるはずないんだ
はじめから答えが
当たるはずないんだ
なんども
なんども言ってるうちに
まちがううちに
言いたいことの
半分くらいは
どうやらこうやら
言えてくるのだ
そうして
たまには答えも当たる
まちがいだらけの
僕らの教室
おそれちゃいけない
ワラッちゃいけない
安心して手を上げろ
安心してまがえや
まちがったって
ワラッたり
ばかにしたりおこったり
そんなものはおりゃあせん
まちがったって
誰かがよ
なおしてくれるし
教えてくれる
困ったときには
先生がない知恵
しぼって教えるで
そんな教室作ろうやあ
おまえへんだと
言われたって
あんたちがうと
言われたって
そう思うだからしょうがない
だれかが
かりにもワラッたら
まちがうことがなぜわるい
まちがってる
ことわかればよ
人が言おうが言うまいが
おらあ自分であらためる
わからなけりゃあ
そのかわり
誰が言おうとこずこうと
おらあ根性曲げねえだ
そんな教室作ろうやあ
蒔田先生の詩に
出会えたことに感謝です。
ありがとうございます。