2011年9月8日木曜日

南相馬市仮設住宅地で笑いヨガ その2

南相馬市の仮設住宅の集会所で
8月31日 笑いヨガ・ラフターヨガを行いました。

北洋社の高橋美加子さん
「皆さん、今日は強制的に笑って下さい」と挨拶。
3.11.から約6ヶ月、
笑うことを忘れてしまった人達
笑えない環境におかれた人達ばかり・・・。
だから、高橋さんは 
「強制的にでも笑いましょう」と 呼びかけたのでしょう。


4歳の男の子もお母さんと一緒に参加してくれました。
子どもの笑い・しぐさに 笑いが伝染しました。



笑い声が外に響き、
「なにやら楽しいことをしているみたい」と
途中からの参加者も・・・。
20人以上に笑いの輪が広がっていきました。

花と希望を育てる会代表の 高村美春さん
仮設住宅内の集会所で笑うことを 企画下さったのです。

本当に皆さん 喜んで下さいました。

「お父さん(夫)が津波で流され、
まだ、見つかっていない・・・
3月以来、初めて笑いました。
笑うっていい。元気でます!!」と
語って下さった おばあさん。

「秋田から よくきてくれた!!
また 来て下さい!! 楽しがっね!!」と
何度も感謝の言葉をのべて下さった おじいさん。

「2人、亡くなった・・・。
笑えないと思ったけれど、笑えた。
今日から、笑う。笑う方がいいね。
いいこと教えてもらった・・・」

笑えない環境にある皆さんが
「笑って 楽しかった」と おっしゃって下さり
本当に嬉しく「来た甲斐があった」と思いました!!

ボランティア活動を
次に繋げることができるように 考えなければ・・・

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2011年9月7日水曜日

南相馬市仮設住宅地での笑いヨガ

福島・南相馬市
寺内第一仮設住宅の集会所で 
笑いヨガ・ラフターヨガを行いました。



仮設住宅の窓には緑のカーテンが・・・



多くの避難された方の思いは・・・



集会所の前には 案内板
情報・催しの案内が たくさん貼られていました。



仮設住宅地内の集会所は 
住民のサロンとしての役割を担っていました・・・



南相馬市だけでなく 
被災された多くの方々の住い・・・仮設住宅生活
贅沢は言われないというものの 「厳しい」と実感!!

笑いで 少しでも 元気になって いただきたい!!

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2011年9月5日月曜日

南相馬市での笑いヨガ・ラフターヨガ その5

私にとっては初めての地・南相馬でしたが
訪れるべくして 訪れた場所のように思われます。

南相馬で初めて出会った高橋美加子さんと
私がボランティア活動を始めた頃
ご指導いただいた
せんだい・みやぎNPOセンター代表の
故加藤哲夫さんが 同郷でした。

8月に亡くなられた
加藤哲夫さんがご自身のブログに
高橋美加子さんのことを書かれています。

一部分お借りし、ご紹介いたします(4月30日付)

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南相馬市の高橋美加子さんと電話でお話しました。
少し疲れている様子でした。


「南相馬からの便り1,2」を発表してから、
彼女は地元でも、原発を憂える人々の間でも、
有名になりました。
感動したという声もたくさん届いています。
でも、その多くの人々は、
彼女の苦しみや恐怖や躊躇を理解していない
のではないかと、私は危惧しています。


実名を出して、はっきりと
原発はもうやめて欲しいということを訴えた人が、
残念ながら、まだまだ他にいないからです。
(もともと反対の声を上げて
きた方々のことは別においておきます)


「原発はもうやめて欲しい」という声を、
原発立地の地域で上げることは、
どのような軋轢をもたらすか、想像してください。
どのような圧力がかかるか、
どのような隠微な嫌がらせを受けるか。
原発の現地の状況をもっとリアルに想像してください。

彼女は、それを承知で、
それを覚悟して、あのメッセージを公にしたのです。

彼女を孤立させてはなりません。
彼女を見殺しにしてはなりません。

そのためには、
彼女をジャンヌダルク扱いするのではなく、
一人ひとり、彼女のメッセージを受け取った人が、
自身の言葉で、自分自身を問う言説を吐き、
行動することです。

と、加藤哲夫さんが書かれています。

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車が山積み・・・
問題が山積みです。 でも、叡智の結集を!!



家の形・輪郭はあるものの中は何もない建物が無数に・・・

今、私たちには 形ではなく、
中身のある・心のある行動が求められています。

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