2014年9月14日日曜日

重度自閉症の東田直樹さんから学ぶ

会話のできない
重度自閉症の
東田直樹さんが書かれた本
『自閉症の僕が跳びはねる理由』
『The ReasonⅠJamp』翻訳され
世界20ヶ国で読まれているそうです。

東田直樹さんを通して
自閉症の人の心の叫びを知りました。


「僕たちは、
 自分の体さえ
 自分の思い通りにならなくて
 じっとしていることも
 言われた通りに動くこともできず
 まるで不良品のロボットを
 運転しているようなものです。

 いつも
 みんなにしかられ
 その上弁解もできないなんて
 僕は世の中の全ての人に
 見捨てられたような気持ちでした。

 僕たちを
 見かけだけで判断しないで下さい。

 どうして
 話せないのかは分かりませんが
 僕たちは話さないのではなく
 話せなくて困っているのです。

 自分の力だけでは
 どうしようもないのです。

 自分が
 何のために生まれたのか
 話せない僕はずっと考えていました。

 僕は筆談という方法から始めて
 現在は、文字盤やパソコンによる
 コミュニケーション方法を使って
 自分の思いを
 人に伝えられるようになりました。

 自分の気持ちを
 相手に伝えられるということは
 自分が人として
 この世界に存在していると
 自覚できることなのです。

 話せないということは
 どういうことなのかということを
 自分に置き換えて
 考えて欲しいのです」

 <東田直樹さんの文から>


The Reason Ⅰ Jamp

9月13日(土)
NHKテレビ で15時~
「君が僕の息子について教えてくれたこと」

をみました。

自閉症の子どもたちと
接する機会が多い私は
彼ら、彼女たちが
「何を思っているのかなぁ?」
「何をのぞんでいるのかなぁ?」
と悩むことがあります。

東田直樹さんのおかげで
その心の内を知ることができました。

目からウロコです。

会話のできない重度自閉症の
東田直樹さんが書かれた本
『自閉症の僕が跳びはねる理由』
が翻訳され、
世界20ヶ国以上で読まれているそうです。

翻訳されたタイトルは
『 The Reason Ⅰ Jamp 』

無名の東田直樹さんが
7年前の13歳の時に書いた本が
ベストセラーになったのは
アイルランド在住の
国際的に有名な作家
デイヴィッド・ミッチェルさんが
2013年に翻訳、出版したことからです。

デイヴィッドさんには
自閉症の息子がいるそうです。

5年近く日本で
教師をしていたことから
東田直樹さんの本に出会い、
それまで、息子さんとの
コミュニケーションが難しかった
デイヴィットさんが息子の心・行動を
理解できるようになったそうです。

翻訳されたことで
自閉症の子どもを持つ
世界中の家族を救うことになったそうです。

多くの人が
東田直樹さんのおかげで
「どうして、ピョンピョンョン跳ねるのか?」
「どうして、自分の世界にはいるのか?」
「どうして、奇声をあげるのか?」
「どうして、視線をあわせないのか?」
「どうして、床に頭を打つのか?」など等
自閉症の特性の疑問を解決でき
どのように接するかのヒントを得たのです。


TVを通して
環境を整えることの
重要性をあらためて学びました。


親の姿勢
周囲の人のあり方が大事です!

なまはげは神様の使い


9月の初旬
男鹿の水族館「GAO」
なまはげ館
なまはげ伝承館を
JICA招へいのミャンマーの

研修員14名の皆さんと訪れました。















100体のなまはげ、圧巻です。
ミャンマーの研修生も
「なまはげ」に・・・。





























ミャンマーは仏教の国。

なまはげが
「神様の使い」と知って喜んでいました。