2013年4月25日木曜日

桜と亡き父と舞鶴と岸壁の母

秋田にも例年より
5日遅れの桜の開花宣言がでました。

桜が咲き出すと
「本当に春がきたなぁ」と嬉しくなります。

桜の思い出はいろいろあります。

その一つは父との思い出です。

18年前、
父にとって最後の桜を
入院中の病室から一緒に愛でました。

その時、父は満州で捕虜になり
舞鶴に降り立った話をポツリとしました。


生前、父は
戦時中の話を多く語りませんでした。

あまりにも、つらく 重い思い出を
多く抱えていたからと思っています・・・。

「舞鶴」という言葉が
18年経た今日も心の奥に残っています。

二葉百合子さんの
「岸壁の母」に出てくる
「舞鶴」の言葉に心が惹かれます。

桜を見ながら、
二度と戦争のない国
世界であって欲しいと
あらためて願っています。






0 件のコメント:

コメントを投稿